2015年09月23日

お彼岸

今日は秋分の日。お彼岸の中日です。

「国民の祝日に関する法律」では「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」日とされています。

シルバーウィークを楽しむのもいいですが、ご先祖様を偲ぶ心も忘れないようにしたいですね。

ところで、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といわれます。

8月の酷暑からは解放されたものの、気温は今日も28度の予想。まだ「夏日」です。

それでも朝夕はずいぶん涼しくなりましたし、夜は秋の虫がにぎやかです。

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朝、外に出ると金木犀の甘い香りが漂ってきました。

少しずつ少しずつ秋が深まっています。


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2015年09月15日

彼岸花

アキアカネ コオロギ コスモス そして巻雲
白露も過ぎて仲秋の候 暦の上では秋の真っ只中に!     

前の土手には早くも「彼岸花」
燃えるような赤と白花が 数輪ずつの乱れ咲き

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彼岸の今頃に開花ゆえが その名の由来とか
古から和歌や絵画の題材には縁遠く 
生け花や茶花では使用禁止だったとも聞く 
やはり日本人には やや嫌われていた感のある花 

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ちなみにお供えの花として ホトケバナ オボンバナ ・・・
お墓の周りに咲くことから ソウシキバナ ジゴクバナ シビトグサ ・・・
葉と花が同時に出ることはないので 葉見ず花見ず 
その異名・別名は1090もあって イタドリの540を抜き
ダントツの1位に君臨する花  ものの本にはそうある

ならば「名花」と言えなくもない
曼珠沙華(マンジュシャゲ)との浮名でも通るものの
悲しいかな 花は咲けども実はつかない
 (基本数の3倍の染色体を持つ3倍体ばかりらしい)

まあ いわば自然の種無しスイカの類とでも
だから毒を持つその球根でしか増えない運命にある

されど遠く揚子江付近が原産で 
その先祖は更に遠いアフリカから来たと・・・

長く嫌われ者だったにしても
人間の発祥と同じ大地を故郷とする同郷の輩と聞けば
改めて 何か親近感さえ湧いてくるから不思議でもある

本当はもっともっと人々に愛されてもいい花
愛すべき花なのかも・・・

posted by GMM at 11:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする