2015年10月21日

10月の風景 秋桜

近くを流れる用水路の川辺、その両岸には毎年この時期になると

大量のコスモスが咲き揃う。往復10.5kmに亘る圧巻のコスモスロードである。

5月から6月にかけて町民が自主的に一斉種まきをした、その汗と奉仕に

対するいわば自然からの贈り物でもある。


このロードを部活の生徒達が走っている。向う岸には乳母車の親子連れ。

談笑しながらママチャリを押すおばさん達。少年は犬との散歩。

磨き石の椅子で休憩する老夫婦。赤いランニングシャツで走る壮年。

そんな人々の間を縫うようにサイクリング車が走り抜けていく。

水路の上流では白鷺が啄ばみ、下流には鴨の群れも。

PA170468.JPG

澄み切った快晴の秋空の下、赤とんぼが乱舞しコスモスの咲き乱れる、

穏やかでたおやかな古里の風景がある。


posted by GMM at 16:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月06日

ノーベル賞  万歳!

「トキョー」とIOC委員長が次期開催地を発表の直後に
日本の誘致委員達が狂喜乱舞した様子は、今でも目に
鮮やかに蘇ってくるほど。しかし、あの開催地東京の
決定から溢れるほどの夢と希望を持ってスタートした
にもかかわらず、その後のトラブルと迷走によって、
国民的熱気は一挙に冷水をかけられてしまったとの
感は否めなかった。

また、安保法案でも国会は大もめ、マスコミも総動員で
まるで国論を二分するかのような宣伝合戦に明け暮れて、
もういい加減食傷気味になっていたところでもあった。

そんなところに降って沸いた大村智特別教授が23人目の
ノーベル賞受賞の報。今度こそまさしく全国民を挙げて
正真正銘、その喜びを共有、満喫し 日本人であるだけで
何か誇らしく思えるような・・・
有難い受賞の報に接することが出来たな〜と。

その業績もさることながら、夜学の教師まで経験した苦労人
でもあり、その人となりは「人格賞」を差し上げたいほどの
人物と聞けば、一層その喜びと感動は増し加わるばかり。

時を同じくしてTPP問題の合意が確実と伝えられ、外国産米の
輸入量増加は確実らしいとも報じられた。
そこで友人は早速「 国産米の一層の消費拡大に貢献するため 」
と称しながら「 この目出度さ、日本人としては何としても
しばらくは “日本酒” で祝杯を挙げざるを得まい 」などと・・・
「ノーベル賞はノーメル賞!」とか。
下戸にとっても「万歳!」である。

PA170475.JPG
         近所のキバナコスモス

24人目はノーベル物理学賞を梶田隆章教授が受賞。物理学では
11人目とか。 続々と吉報が・・・  もっと続くといいな〜。
posted by GMM at 20:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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