「トキョー」とIOC委員長が次期開催地を発表の直後に
日本の誘致委員達が狂喜乱舞した様子は、今でも目に
鮮やかに蘇ってくるほど。しかし、あの開催地東京の
決定から溢れるほどの夢と希望を持ってスタートした
にもかかわらず、その後のトラブルと迷走によって、
国民的熱気は一挙に冷水をかけられてしまったとの
感は否めなかった。
また、安保法案でも国会は大もめ、マスコミも総動員で
まるで国論を二分するかのような宣伝合戦に明け暮れて、
もういい加減食傷気味になっていたところでもあった。
そんなところに降って沸いた大村智特別教授が23人目の
ノーベル賞受賞の報。今度こそまさしく全国民を挙げて
正真正銘、その喜びを共有、満喫し 日本人であるだけで
何か誇らしく思えるような・・・
有難い受賞の報に接することが出来たな〜と。
その業績もさることながら、夜学の教師まで経験した苦労人
でもあり、その人となりは「人格賞」を差し上げたいほどの
人物と聞けば、一層その喜びと感動は増し加わるばかり。
時を同じくしてTPP問題の合意が確実と伝えられ、外国産米の
輸入量増加は確実らしいとも報じられた。
そこで友人は早速「 国産米の一層の消費拡大に貢献するため 」
と称しながら「 この目出度さ、日本人としては何としても
しばらくは “日本酒” で祝杯を挙げざるを得まい 」などと・・・
「ノーベル賞はノーメル賞!」とか。
下戸にとっても「万歳!」である。

近所のキバナコスモス
24人目はノーベル物理学賞を梶田隆章教授が受賞。物理学では
11人目とか。 続々と吉報が・・・ もっと続くといいな〜。